隅Rは必要か?

3Dデータを作る際に隅Rは必要か??とお客様に聞かれたときに、一概にいえないので刃物の話をします。

平らな面を加工する時は左のフラットエンドミルを使います。これが一番安いし加工効率もいいです。

しかし3Dモデルの隅にRがついてしまうと真ん中のラジアスを使う必要があり、こちらも加工効率はいいのですが工具の価格が高いです。では済だけボールを使えばいいかというと、そういう時もあるんですが、ボールは加工の際に点であたるので加工効率が悪いんです。

みんないろいろ長所と短所がありますね。

そのして曲面や斜面になってくるとまた違ってきます。曲面や斜面の場合は、フラットが使えないのでボールを使用します。その時は隅にRがないと物理的に加工ができないのです。。。まぁ、裏技的にできない事もないんですが、一応できないとしておきます。

そして隅のRが小さくなればなるほど小さいボールをしようするので加工効率がさがるんです。

これはフラットでも同じで済みRが小さいと10㎜→5㎜→2㎜と小さい刃物を使用するので加工効率はおちます。

効率=価格になるので、

どうでもいい箇所でしたら、安価なものを選んでいただいた方が良いかと思います。

3D加工のタチバナ製作所より

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